1.8初薬師の日

今年 最初の縁日ですから 

なんとなく気のりがしない気分という方は 

お参りしてください」

 

 

 薬師如来さまは古代では

一番信仰された仏さんです。

 

医学が未発達の時代において 

病にかかると治癒のためには祈るしかなかったからかもしれません

 

過去の薬師如来、現世の釈迦如来、

来世の阿弥陀如来の「三世仏(さんぜぶつ)」といわれるほどです

 

 

初閻魔

 

1月16日と7月16日の「閻魔王の賽日」

(えんまおうのさいにち)には、

「地獄の釜のふたが開いて鬼も亡者も休む日」とされます。

この日は地獄の鬼も仕事を休み、

亡者達も責苦を免れ骨休みになるといわれています。

 

 

 

「閻魔」(えんま)は梵語で

「手綱」「抑制」「禁止」などの意味で 

閻魔大王は人類最初の死者であることから

「冥界の王」、特に「地獄の王」として畏敬されていますが 

 

亡者の審判を行う裁判官です。

 

 

子供のころは うそをつくと、

えんまさまに舌を抜かれるなどと言われて 恐れたものです。

 

亡き人となったときに 

天国か地獄へいくか裁く裁判官が

 

閻魔さまなのですが こ

の審判は 7日ごとに7

 

それぞれ担当の裁判官がいて 

閻魔大王は5回目に最終審判ですが 

閻魔様で決まらないときのために

予備審判が6回目7回目100日法要などです。

 

 

閻魔さまは 亡き人を審判して

地獄へ落としたいと願っているのではなく

 

何度も何度も審判して 

救えることはないか

 

地獄へ行かなくてすむ善行はないかと

探して下さっているのです。

 

 

だから 今更といってあきらめずに 

些細なことでいいから

 

善行と呼べる行為をしようと思ってください

 

善行がわからなければ 

悪行をしないだけで善行になります。

 

。。。。愛羅。。。。

 

 

 

 

1.21

初大師

 

21日は弘法大師空海の入寂の日(AD835 3/21)で

 

1/21は新年最初の日と言うことで、

初大師・初弘法と呼ばれる縁日です。

 

弘法大師は

 

 「虚空尽き、衆生尽き、涅槃尽きなば我が願いも尽きん」

 

 と言う言葉を残し、

今もこの祈りを高野山奥院で行っている

(真言宗におい ては弘法大師は亡くなったのではなく、

姿を隠しているだけだとされている) とされます

 

 

 

虚空がつきる…宇宙の果てまで
涅槃がつきる…煩悩が無い静かな状態、それすら無くなるまで
衆生がつきる…生きとし生けるもの全てが輪廻から抜けるまでの意味です

 

 

直訳的な解釈だと
「私の願いは宇宙がなくなるまで、

そこに住む生命がなくなるまで、

そして人間がすべて悟りに到達するまで、

無くなることはない」と、いうことです

 

 

 

途方もない願いです

 

煩悩の産物でもある人間にすべて悟りに到達するまで

 

と願ってくださるのです

 

日々の私たちは 少し困難なことの出会うと

 

そんな無理なこと できるわけがないと言って

 

願うことも 考えることもしないのです

 

できるかできないかはなく 

せめて願うこと 思うことぐらいは

できるような心に

希望が持てるようになりたいものです。

 

。。愛羅。。。

 

4/3神武天皇祭

 

 

神武天皇の崩御された日として今日は祭事が行われます

 世界においても 権威のある皇室として

 日本の天皇家がありますがその初代天皇の方です

 ただし 実在するとも 

 しないとも 言われています

 古事記や日本書紀に書かれている寿命も長く

 神話としての要素がありますから今なお?なのです

 

 神武天皇のおじいさんは、

 「海幸、山幸」神話の山幸彦といわれ、

 その父親は「天孫降臨」神話の

 ニニギノミコト。

 そのニニギノミコトのおじいさんがあの有名な

 アマテラスオオミカミとされているため

 神武天皇は 

 天照大御神の子孫となるわけです

 

 権力争いで 互いの王を殺しあってきた国や

建国の歴史の浅い国はあっても 

建国以来継続する 

100代以上にわたる天皇家をもつ日本は

世界においてはまれな国なのです

 古事記などの神話が現代につながっているのです

 

 ある戦いの最中、金色の鵄(とび)が
弓の先にとまり光り輝く鵄(とび)によって
敵軍は眩惑されて戦闘不能になった。という神話が有名です

 

。。。愛羅、、、

 

4/8花祭り

 

 

 

お釈迦さまが旧暦の48 日に生まれたという

伝承に基づく誕生を祝う日です

 

お釈迦さま仏教の開祖として

下記のような誕生についての物語が伝えられています

 

 

☆☆ ☆いまから2500年前のお話です。

 

インドのヒマラヤの山のふもとに、

 

カピラバストゥという小さな国がありました。
ある夜、おきさきさまのマーヤーさまは、

 

白い象が空からおりてきて自分のおなかにすーっと入る、

 

不思議な夢をごらんになりました。

それは王子様ご誕生を知らせる夢だったのです。

 

 

ルンビニーの花園で かわいい元気な男の赤ちゃんが

お生まれになりました。

 

あたりには、うつくしい音楽がひびきわたり、

甘い香りの雨がふりそそぎ、

王子さまの体をきれいに洗い清めました。
すると王子さまは、すっくと立ち上がり、

七歩あゆまれ、天と地を指さされ「天上天下唯我独尊」

(てんじょうてんげゆいがどくそん)と

言われたのです。四月八日のことでした。

花まつりはこのおしゃかさまのお誕生をお祝いする日です。

 

そして、わたしたちひとりひとりのかけがえのない命を寿ぎ

 

しあわせを願う日でもあるのです

 

花祭りで、ふるまわれた甘茶を持ち帰って飲むと

無病息災でいられるといわれ、

昔は甘茶を竹筒に入れて持ち帰る参拝者が

 

多かったそうです。 

甘茶は誕生されたときに

 

降った甘い香りの雨を意味しています 

 

。。愛羅